【4/10まで】こぎん刺しやBOROの重要文化財100点以上、神戸に大集結!!
こんにちは、kogin.netの山端です。
寒さも和らぎ、お出かけの楽しい季節になってきました。こんな季節にぴったり、本日は神戸ファッション美術館にて4/10まで開催されている展覧会のご紹介です。本展は浅草にあるアミューズミュージアムが監修し、kogin.netもデザインなどでお手伝いしています。国指定重要有形民俗文化財の津軽こぎん刺しや南部菱刺し、BOROが100点以上観られる関西では貴重な機会ですので、是非足を運んでいたければと思います!
BORO(ぼろ)の美学―野良着と現代ファッション
@神戸ファッション美術館
2016年1月23日(土)~4月10日(日)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special/boro
ご来場記念品は上下左右対称で作られるこぎん刺し模様の特徴をグラフィックとして楽しめるポストカードをデザインさせていただきました。受け取った鑑賞者が折り、斜めから見ることで鏡面の映り込みを利用した模様が完成する参加型のポストカードです。会場で受け取られた方は、折り線で折ってお楽しみください!
神戸ファッション美術館というだけあって、ファッションとしてこぎん刺しや刺し子の農作業着、BOROにインスピレーションを受けたファッションブランドの作品が展示されています。
BOROの美学展:津軽こぎん刺し展示風景
長着(ソメコギン)青森県中津軽郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
古作のこぎん刺し着物がこれでもかとずらっと並んでいます。是非、近くで古作ならではの糸目の細かさ、大胆さと繊細さを兼ね備えたダイナミックな模様をご覧いただければと思います。関西でこれだけ揃う機会は貴重なので、それだけでも一見の価値アリ!
BOROの美学展:南部菱刺しタッツケ展示風景
タツケ 青森県上北郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
現代の街中でも見かけるサルエルパンツやジョガーパンツのシルエットにも似た菱刺しのタツケは今の時代にこそ履きたいと思えるデザインだと思います!江戸時代にこんな農作業着ファッションがあったとは驚きですよね!裾が狭くなっているので今なら自転車乗りにも良さそう(^^)様々なバリエーション、自分だったらどれを履いてみたいか想像しながら観るのも楽しいですね◎
BOROの美学展:南部菱刺しマエダレ展示風景
マエダレ 青森県三戸郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
昨年、菱刺しの本も発売されたり、じわじわと人気が広がっている南部菱刺し。会場にはすごい数の菱刺しマエダレが並んでおります!手に入った少量の毛糸で刺していたというマエダレの色遣いはアジアやアフリカのような文化をも想起させます。この膨大なマエダレを一挙に拝めるのは田中忠三郎コレクションの醍醐味ですね〜
はじめての菱刺し: 伝統の刺し子を楽しむ図案帖
http://amzn.to/1VKoPvd
こちらの著者、倉茂 洋美さんのワークショップもお申し込み受付中だそうですよ!
お申し込み方法はこちら
BOROの美学展:ブランド展示風景
もったいないの精神を今に伝える個性的なブランドコレクションも観られます。keisuke kanda(神田恵介)、matohu(堀畑裕之、関口真希子)、writtenafterwards(山縣良和)の三組のデザイナー作品、廃棄される資材の特質を活かし日々用いる物へと昇華するMODECOの作品が会場を彩ります。
BOROの美学展:ご来場記念ポストカード
前半にも記載しましたが、ご来場記念ポストカードは全4種です。
(左から1番目)
津軽こぎん刺し模様「猫のマナグ」
マナグは津軽弁で「目」の意
模様の中央部にある二つの糸目が猫の目に見えることから
その名がついたと伝えられている
(左から2番目)
津軽こぎん刺し模様「くつわつなぎ」
弘前市の西側、中津軽一帯で作られていた
西こぎん着物の背面上部には、この模様を刺すことが多く
山歩きの際に背後を守る魔除けの意味があったと伝えられている
(左から3番目)
南部菱刺し模様「梅の花」
刺し子は庶民の生活の一部であったため
「梅の花」のように身近な動植物に由来する名前の模様が
数多く伝え残されている
(左から4番目)
津軽こぎん刺し模様「てこなこ」
てこなこは津軽弁で「蝶々」の意
模様の中央部が蝶々の羽に見えることから
その名がついたと伝えられている
kogin.netは名前の通りこぎん刺し×デザインに特化していますが、今回は菱刺し模様デザインも入っているのが本展ならではの特別ポイントです(^^)ご来場された方はこちらの中からどれか一種をゲットできます。
BORO(ぼろ)の美学
―野良着と現代ファッション
2016年1月23日(土)~4月10日(日)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special/boro
開館時間10:00 – 18:00(入館は17:30まで)
休館日 水曜日、1月14日(木)~22日(金)、4月4日(月)ただし4月6日(水)は開館
入館料《一般》500円 《小中高65歳以上》250円 (特別展示・ベーシック展示あわせて)
※先着2,500組5,000名様に東京・浅草のアミューズミュージアム入館券をプレゼント!
詳しいアクセス方法はこちら
主催:神戸ファッション美術館
企画協力:アミューズミュージアム
協力:青森県立郷土館、keisuke kanda、matohu、MODECO、株式会社RABサービス、writtenafterwards
後援:Kiss FM KOBE、繊研新聞社
展示協力:大阪樟蔭女子大学
BOROとは?古より世界各地の人々は、限られた手元のわずかな端切れを繋ぎ、重ねて作った衣服や布類を、世代を越えて大切に用いてきました。それは日本では襤褸(ぼろ)と呼ばれ、藍染麻布の幾重ものツギハギなどは、極限のダイナミックな美のひとつとして広く知られてきました。近年ではBORO(ぼろ)として世界でも通ずる言葉となり、パリなどのハイファッション界でも注目を集めています。
kogin.netでは、本展の展示作品ご紹介やkoginアイテムの販売、ご来場記念品のデザインでお手伝いしております。
ご来場記念品は上下左右対称で作られるこぎん刺し模様の特徴をグラフィックとして楽しめるポストカードをデザインさせていただきました。受け取った鑑賞者が折り、斜めから見ることで鏡面の映り込みを利用した模様が完成する参加型のポストカードです。会場で受け取られた方は、折り線で折ってお楽しみください!
==============================================
※館内の写真は全て許可を得て撮影・掲載しております。
==============================================
会場内は撮影不可ですが関係者ということで、会場の雰囲気をお伝えするべく写真掲載の許可を頂けました。実際に見ていただくのが一番ですが、まずは写真でお楽しみください!
BOROの美学展:会場内の展示風景
神戸ファッション美術館というだけあって、ファッションとしてこぎん刺しや刺し子の農作業着、BOROにインスピレーションを受けたファッションブランドの作品が展示されています。
BOROの美学展:津軽こぎん刺し展示風景
長着(ソメコギン)青森県中津軽郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
古作のこぎん刺し着物がこれでもかとずらっと並んでいます。是非、近くで古作ならではの糸目の細かさ、大胆さと繊細さを兼ね備えたダイナミックな模様をご覧いただければと思います。関西でこれだけ揃う機会は貴重なので、それだけでも一見の価値アリ!
BOROの美学展:南部菱刺しタッツケ展示風景
タツケ 青森県上北郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
現代の街中でも見かけるサルエルパンツやジョガーパンツのシルエットにも似た菱刺しのタツケは今の時代にこそ履きたいと思えるデザインだと思います!江戸時代にこんな農作業着ファッションがあったとは驚きですよね!裾が狭くなっているので今なら自転車乗りにも良さそう(^^)様々なバリエーション、自分だったらどれを履いてみたいか想像しながら観るのも楽しいですね◎
BOROの美学展:南部菱刺しマエダレ展示風景
マエダレ 青森県三戸郡 田中忠三郎コレクション(国指定重要有形民俗文化財)
昨年、菱刺しの本も発売されたり、じわじわと人気が広がっている南部菱刺し。会場にはすごい数の菱刺しマエダレが並んでおります!手に入った少量の毛糸で刺していたというマエダレの色遣いはアジアやアフリカのような文化をも想起させます。この膨大なマエダレを一挙に拝めるのは田中忠三郎コレクションの醍醐味ですね〜
はじめての菱刺し: 伝統の刺し子を楽しむ図案帖
http://amzn.to/1VKoPvd
こちらの著者、倉茂 洋美さんのワークショップもお申し込み受付中だそうですよ!
お申し込み方法はこちら
BOROの美学展:ブランド展示風景
もったいないの精神を今に伝える個性的なブランドコレクションも観られます。keisuke kanda(神田恵介)、matohu(堀畑裕之、関口真希子)、writtenafterwards(山縣良和)の三組のデザイナー作品、廃棄される資材の特質を活かし日々用いる物へと昇華するMODECOの作品が会場を彩ります。
BOROの美学展:ご来場記念ポストカード
前半にも記載しましたが、ご来場記念ポストカードは全4種です。
(左から1番目)
津軽こぎん刺し模様「猫のマナグ」
マナグは津軽弁で「目」の意
模様の中央部にある二つの糸目が猫の目に見えることから
その名がついたと伝えられている
(左から2番目)
津軽こぎん刺し模様「くつわつなぎ」
弘前市の西側、中津軽一帯で作られていた
西こぎん着物の背面上部には、この模様を刺すことが多く
山歩きの際に背後を守る魔除けの意味があったと伝えられている
(左から3番目)
南部菱刺し模様「梅の花」
刺し子は庶民の生活の一部であったため
「梅の花」のように身近な動植物に由来する名前の模様が
数多く伝え残されている
(左から4番目)
津軽こぎん刺し模様「てこなこ」
てこなこは津軽弁で「蝶々」の意
模様の中央部が蝶々の羽に見えることから
その名がついたと伝えられている
kogin.netは名前の通りこぎん刺し×デザインに特化していますが、今回は菱刺し模様デザインも入っているのが本展ならではの特別ポイントです(^^)ご来場された方はこちらの中からどれか一種をゲットできます。
BORO(ぼろ)の美学
―野良着と現代ファッション
2016年1月23日(土)~4月10日(日)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special/boro
開館時間10:00 – 18:00(入館は17:30まで)
休館日 水曜日、1月14日(木)~22日(金)、4月4日(月)ただし4月6日(水)は開館
入館料《一般》500円 《小中高65歳以上》250円 (特別展示・ベーシック展示あわせて)
※先着2,500組5,000名様に東京・浅草のアミューズミュージアム入館券をプレゼント!
詳しいアクセス方法はこちら
主催:神戸ファッション美術館
企画協力:アミューズミュージアム
協力:青森県立郷土館、keisuke kanda、matohu、MODECO、株式会社RABサービス、writtenafterwards
後援:Kiss FM KOBE、繊研新聞社
展示協力:大阪樟蔭女子大学
コメント