【青森で楽しむ】歴史的南部菱刺しをめぐる『つづれやツアー』

こんにちは、kogin.netの山端です。
灼熱の夏、、みなさん夏バテは大丈夫でしょうか。こんな暑いのに3年後には東京オリンピック、、、ヤバいですね、東京。それまでに街を涼しくする技術が開発されることを期待しつつ。さて、だいぶ更新できていなかったkogin blogですが、やっとこさ更新第一弾です。twitterやFacebookは更新しているので、最新情報はそちらでご覧くださいね!instagramはアカウント開設したものの、気まぐれで写真をアップしてます(^^;)
幸運にも古い南部菱刺しとこぎん刺しを拝見する機会をいただきました。視察中に写真を沢山撮らさせてもらったので、全国のこぎん刺し・菱刺し好きなみなさんに共有します〜!
《更新:2019年12月31日、記事を分割しました!》
【こぎん刺しのルーツとは?】『なるほど!西こぎんツアー』西目屋村で開催!
歴史的南部菱刺しをめぐる『つづれやツアー』
まずは、八戸でつづれやを営む山田さんご夫妻にご案内いただきました。
その名も、#つづれやツアー

山田さんの車も菱刺し仕様で素敵ッ
【五戸町】五戸町立公民館


とても保存状態の良い南部菱刺しです。布目が細かく、鮮やかな色も残っていて息を飲むほどの美しさでした。

手袋ごしですが、触れることもできました。

町で大切に保管されているため、実際に見学されたい場合は事前に五戸公民館までご相談ください。
【三沢市】廃校を利用した保管庫
三沢市の廃校になった小学校に保存してある貴重な衣服も、職員さん立会いのもと見学させていただきました。旧小川原湖民俗博物館の資料とのことです。





廃校と言っても窓からの光を完全に遮った室内で、空調も厳重に管理され長着やタッツケ、マエダレ、こぎん刺しが慎重に保管されていました。ダメージが大きいものも多数あり、歩んできた歴史を感じます。






こちらに保管されている刺し子は、三沢市の調査研究としてすべて図案を起こされているそうで、いつの日かその図案が陽の目を見ることを期待しています!
その他にも道中、ユートリーやはっち、まちぐみさんで菱刺しに関する現代の取り組みを見学させていただきました!
八戸駅 ユートリー(〒039-1102 青森県八戸市一番町1丁目9−22)




コメント
岩手で菱刺しの小物を作っているわたやです。
つづれやツアーレポート、ありがとうございます。
できることなら参加したかったです。
画像もたっぷりで、読みごたえのある記事に大満足です。
こぎん刺しのルーツも興味深く読みました。
菱刺しのルーツが気になっていたのでとても参考になりました。
はじめまして、kogin.netの山端と申します。
コメントありがとうございます!
菱刺しの小物作りをされているんですね。
つづれやツアーは希望者が集まればまた開催したいとおっしゃっていたので、
興味があればつづれや山田さんに問い合わせてみてくださいね(^^)
菱刺しの歴史は、まだまだ勉強中ですが
「民芸の心を学ぶ 講演記録集」という冊子にこぎんの歴史とあわせて、
文献に出てくる菱刺しの歴史が掲載されていました。
青森の図書館で読めたので、興味があれば是非探してみてください!