【こぎん新刊】津軽こぎん刺し 技法と図案集

こんにちは、山端です。 昨日は二ヶ月ぶりの古作こぎん研究会でした!今回もこぎんのウェルカムボードなど力作が揃い、図案の書き起しもかなり進みました!ご参加・ご連絡いただいたみなさま、有り難うございました!また詳細は10月にこちらでレポします(^^) 本日は弘前こぎん研究所さんが出版された新刊のご案内です! 『津軽こぎん刺し技法と図案集』 弘前こぎん研究所監修 先週、こぎん関連の皆さんからお知らせいただき、急いで入手しました。 『こぎん書籍の集大成』 ともいえる内容で、読者のみなさんにもお勧めしたい一冊なのでおすすめポイントをちょこっとレポートしたいと思います! まずは表紙。中面のページでも出てきますが、凝ったこぎん模様が表紙です。 全編を通して風情のあるきれいな写真、レイアウトが心地よいデザインです。 古作こぎん着物の写真もたくさん載っています! 表紙にも使われていた柄です。刺していた人を想像させるコメントも秀逸です。 刺し方もばっちり載っています! 総刺し・竹の節など弘前こぎん研究所でこれまで集めてこられた図案がこれでもか!というくらい掲載されています。 もちろん、単位模様(モドコ)の紹介も! 感動したのが『「こぎん」のあゆみ』ページ。 こうやって詳しく歴史を振り返る書籍は簡単には手に入らなかったのでありがたいです! なるほど!と思ったのは所蔵している資料館・博物館のページ。 確かに、この情報は知っておきたい情報です。 代表の成田さん、素晴らしい書籍を作っていただきありがとうございます! 成田さんとは弘前の展示でお会いし、僕の活動を見ていただいて「おもしろいことやってるねっ」と励ましのメッセージをいただき感激しました!ダンディーで素敵です。 本誌にも掲載されている 佐藤陽子こぎん展示館 の佐藤さん。この本のことをはじめに教えてもらったのも佐藤さんでした。こぎんへの情熱で展示館まで開館してしまう、とても優しい方です。kogin blog読者の皆さんへ佐藤陽子さんからコメントいただきました。 「前田セツさんの書籍以来の本当にいい本が出来たので、たくさんの方に読んでいただきたいですね。間違いなくこぎん刺しの歴史に残る一冊です。」 裏表紙...