投稿

2月, 2012の投稿を表示しています

『美の壷』予告編とこぎん展情報。

イメージ
こんにちは、山端です。 NHKの美の壷に出演する件 ですが、 美の壷公式サイト を見たら予告編がアップされていました!その中で、 アクリルの立体 kogin と LED kogin が登場しています。よかったら、リンクから制作秘話をご覧ください! アクリルの立体 kogin LED kogin 編集後の番組は、放送後のお楽しみということで、まだ拝見していないのですが今からドキドキです。ちなみに、この「美の壷」の過去の回にもこぎん刺しが登場していたのをご存知でしょうか? file159 「青森のBORO(ぼろ)」 構成作家さんから見させてもらったのですが、BOROの重厚感を伝えるような映像で圧倒されました。 アミューズミュージアム 名誉館長の田中忠三郎さんの言葉 「物には心がある。」 が胸にグサッと刺さる内容です。 何度もつぎはぎされ、それでもボロボロになるまで使い込まれた布は、いま僕たちが身につけている布とはまったくの別物です。何度かこのブログでもご紹介させていただいている、 浅草のアミューズミュージアム では、実際にBOROに触れるのですが、その重みやダメージには迫力すら感じます。 …毎年恒例ですが、冬は語りたくなるんです(笑) ======================================================== さて、久々にこぎん刺しの展覧会 情報です。 【池袋】鎌田久子 津軽こぎん刺し 川口教室展 会 期:2012年3月6日~3月11日 時 間:6日から9日 12時〜18時、 10日 11時〜18時 11日 11時〜16時 会 場:池袋 オレンジギャラリー 場 所:東京都豊島区西池袋1-9-11-103 ※こぎん界の大先輩、鎌田先生の作品もあるそうですよ! 【銀座】矢野全子 こぎん作品展 会 期:2012年2月27日~3月4日 時 間:11時〜18時30分(最終日は16時終了) 会 場:ギャラリー近江 場 所:東京都中央区銀座6-9-16 ロシュビル1F ※DMの作品がすでにカッコイイです! 【鳥取】『こぎん刺し展』 会 期:3月4日(日)~3月20日(火) 時 間:10時~

Life in Filmトークショーと東北イベントご報告。

イメージ
来週の「美の壺」出演の詳細 をご紹介してから、たくさんのリアクションをいただきありがとうございます。昨日放送の予告編にも作品が出ていたよ、とご連絡いただいたり嬉しい限りです!来週になりましたら、また、見逃し注意のご案内をさせていただきます(笑) さて、19日(日)に 世田谷区の文化施設、生活工房さん で開催された ドキュメンタリー上映会 Life in Film Vol.3 特集「紙にこめる」 のトークイベントにご招待いただいたので、お邪魔してきました! こちらのLife in Filmでは、昨年6月の こぎん刺しワークショップ『津軽こぎん刺しの美にふれる』 をきっかけに、全3回の広報物デザインを担当させていただきました。 トップ画像は各回のポスターをならべて貼ってくれていたので記念に撮ってきた写真です。 最終回となる第3回目は「紙にこめる」をテーマに集められた、薩摩や越前、小川和紙、和紙にまつわる祭事のドキュメンタリーフィルム群でした。その関連イベントとして催された下中菜穂さん×澤幡正範さんのトークイベントがグラフィックデザイナーとして、とても勉強になる内容だったのでレポします。 三茶、キャロットタワーの1階にも貼ってもらっています。 和紙の作業工程。 向かって、左が紋切り作家の下中さん、右がカメラマンの澤幡さんです。 美しい紋切りの写真が貼ってありました。 中国の砂漠の方で作られている切り紙のお話。 暗い生活の中で、白い障子に貼るのは赤い切り紙がぴったり! 心のよりどころになっているのでは。 こちらは、東北の祭事で使う切り紙。 日本の和紙はなぜ白いのか、というお話で「昔のお祭りは夜に行われていたから 暗闇の中で白い和紙が月光をまとって、人の心を惹きつけた」というのは納得しました。ろうそくの炎も同じ意味があったり。 こちらは、木の繊維をからめて作られたアジアの紙。 これが紙漉技法の前段階なのでは?というお話。 紙漉の「漉く」という言葉には、並べ直す、整えるといいう意味がある。 髪を梳くにも通じる、日本語のおもしろさ。 紋切りの手法を紹介した、もっとも古い本。 こちらは、何千種類の紋が掲載された本の

NHK『美の壷』に出演します!

イメージ
みなさま、ビッグニュースです!! この度、kogin.netの活動を取材していただき、あの「美の壷」3月はじめの放送分に出演することになりました!詳しい放映スケジュールはこの記事の中ほどにあります↓ キッカケは、青森の刺し子を特集するとのことで担当の方から年末にご連絡いただき、何度かこぎん刺しの情報提供をさせていただいていたのです。そんなある日、電話がきてkogin作品も撮影させてください!ということで、急遽、我が家で撮影することに…作品を貸し出して撮影もしてもらいました。さすがプロのカメラマンさん、ステキに撮ってくれていました!今回は昨年9月の こぎんとイラスト2人展 のために制作した作品等が登場予定です。 刺し子/こぎん界の大先輩の方々が出演されているそうなので、kogin作品や僕の出る部分は数分だと思いますが…よければ観ていただければと思います! ◇◇◇放映スケジュールはこちらです。◇◇◇ --------------------------------------------------------- NHK 鑑賞マニュアル 美の壺 【NHK BSプレミアム】 本放送 3月1日(木) 19:30-19:59 再放送 3月2日(金) 15:00-15:29 再放送 3月7日(水) 8:00- 8:29 【NHK 総合テレビ】 再放送 3月4日(日) 4:30- 4:59 【NHKオンデマンド】 インターネットでも放送の翌日から14日間程度見ることが出来ます。105円(税込) NHKオンデマンド ※再放送は地域によって放送日時が異なります。また放送は予告なく変更することがあります。 --------------------------------------------------------- いやぁ、びっくりしました。 こうやって細々とでも普及活動をしていると、koginに興味を持ってくださる方に声をかけていただき、本当にたくさんの出会いがあり、つながっていく、不思議なご縁を感じています。kogin.netでは、『とにかく、こぎん模様を残したい!』とガムシャラにやってきましたが、完成度の低い試作品のようなもの(汗)でも、たくさんの方に観ていただけて本当に嬉しいです。この更新の少ないブログも、いつも読んでいただきありがとうござ