民藝 9月号
今月の民藝(日本民藝協会の機関誌)の特集が『津軽のこぎん・南部の菱刺し』です。
日本民藝館とこぎん刺しの関連記事や民藝運動の際に初めて柳宗悦が津軽こぎん刺しを発表した経緯など貴重な読み物も掲載されています。
興味深かったのは、相馬貞三さんのコラムではじめは南部菱刺しと津軽のこぎんは同じ横長の菱型からスタートしていたのでは、という仮説です。
津軽藩と南部藩が仲が悪いのは有名ですが、それでも少しは交流があって、お互いのいいものは共有していたという心あたたまるお話でした。
↓貴重な菱刺しの模様集も載っています。
さすがにマニアックすぎてamazonでは売っていませんが、
また、日本民藝協会で分売も行っているそうです。
分売 ; 一冊 850円 送料76円
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