【こぎん連載】東奥日報「古作から学ぼう こぎん模様 ~青森市所蔵の着物から~」⑤
こぎん刺しの故郷・青森で愛され続けている地元紙、東奥日報にて古作こぎん刺しに関する連載を2021年9月から担当しています。ついに連載が5回目を迎えました!毎月、古作を通してこぎん刺しを見つめ直すいい機会をいただいたなぁと感謝感謝です。
第一回目の連載記事はこちら→①
第二回目の連載記事はこちら→②
第三回目の連載記事はこちら→③
第四回目の連載記事はこちら→④
古作から学ぼう こぎん模様 ~青森市所蔵の着物から~
本連載では古作の解説や図案を通して、ちょっと敷居が高いと思われがちな『古作こぎん刺し着物』への理解を深めていただければと思っています。連載5回目の古作は写真集コギン〈1〉オモテ/ウラに掲載されている市管理番号764 東こぎん着物身頃部分をピックアップしました。下の古作こぎん刺し着物の写真2点はカメラマンの下山一人さんに撮影していただきました。
そして、東奥日報社から特別にホームページ掲載許可(ブログ含む)をいただき、こちらに転載させていただきます。連載は毎月第一金曜日、5回目は2022年1月7日(金)に掲載されました。
東奥日報 2022年1月7日(金)掲載 |
東奥日報 2022年1月7日(金)掲載 |
東奥日報 2022年1月7日(金)掲載 |
実は…横浜市歴史博物館でお出迎えしてました!
今回ご紹介した古作こぎん刺し着物は、横浜市歴史博物館で2021年7月17日 (土) ~2021年9月20日 (月)の日程で開催された『布 うつくしき日本の手仕事』展の入り口でお出迎えしていた古作です。こういった袖が細い着物は作業の際に袖が邪魔にならないため重宝されていて鉄砲袖(てっぽうそで)と呼ばれていたそうです。『布 うつくしき日本の手仕事』展は様々な東北の布が一堂に会した素晴らしい展覧会でした。写真も撮り放題でトップ画像も展示を観に行った際に撮らさせてもらった写真です。
現代のこぎんデザイナーが集う『こぎんデザイン講座』
山端が講師を担当している新百合ヶ丘産経学園では『こぎんデザイン講座』というこぎん刺し模様を楽しむため、それぞれの強みを活かして様々な角度から探求している講座があります。2021年春からは『こぎんデザイン研究科』という、さらにディープな講座も開設し受講生の相談にのりながら毎月こちらが刺激をもらっています。
今回はこぎんデザイナーの記事ということで、2021年3月に開催された『こぎん発表会2021』展示作品からこぎんデザイン講座受講生の作品をご紹介。現代のこぎんデザイナー達の伝統模様とのコラボレーションをお楽しみください!(順不同)
いやぁ、ほんとにこぎん刺しの可能性は無限大!それぞれこだわりポイントも語りたいところですが、本日はこの辺で。
2022年3月26日(土)、今年も『こぎん発表会2022』開催予定なので、ぜひ遊びにきていただければと思います!
新百合ヶ丘産経学園
こぎん刺し講座/こぎんデザイン講座 合同企画展
『こぎん発表会2022』
《日時》2022年3月26日(土)11時-16時
《会場》新百合ヶ丘産経学園大教室
〒215-0021神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1
小田急新百合ヶ丘エルミロード6F ※駐車場あります
小田急線「新百合ヶ丘駅」徒歩1分🐾
※入場無料
《お問合せ先電話番号》
044-965-0931(新百合ヶ丘校)
月~土曜 10時~20時
日曜 10時~16時
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